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仮想化技術によって成立しているクラウド。なぜ仮想化が必要なのか

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サーバの仮想化とクラウド

最近、ますます普及の勢いを増している「クラウド」。サーバの仮想化とも関連性の高いクラウドについても触れていきます。
従来よりコンピュータネットワークを雲を使って表現していたことから、その名前がついたクラウド。サーバ、ストレージ、アプリケーション、またそれらを含むサービス全体が、ネットワーク上に存在し、オンデマンドにアクセスが可能であることが、クラウドコンピューティングの定義となっています。そんなクラウドコンピューティングの世界では、仮想化技術がもはや当たり前に使われています。

クラウドで仮想化が使われるようになった経緯

コンピュータは、昔から高価で大型なものでした。
パソコン(パーソナルコンピュータ)という考え方はまだなく、大規模なコンピュータが企業にほんの数台あるという感じでした。ネットワークという仕組みもまだ現実的ではありませんでした。その後、コンピュータの世界はめまぐるしく進化し、高性能化、大容量化、小型化が進んでいきました。それまで、コンピュータシステムは、単体で動作さるのが常識だったのが、それぞれ安価なコンピュータに機能を分散させ、ネットワークでつなげ効率化させる手法が主流となっていきました。
しかし、21世紀に入り、コンピュータの性能向上と進化は止まらず、サーバコンピュータに処理能力の余剰が生まれるようになりました。そこで、仮想化技術が注目されるようになり、大企業を中心に、積極的に導入されるようになったのです。

仮想化に支えられるクラウド

クラウドサービスは、主に、クライアントコンピュータのリソースは使わず、サービスを提供するサーバのリソースでほとんどの処理を提供します。また、そのサービスは、驚くほど低価格なもので、薄利多売とも言えるビジネスモデルになっています。クラウドサービスを提供する会社は、様々な運用コストを削減しなければサービスを維持していけません。そんなクラウドサービスを支えるのが、仮想化技術なのです。
仮想化技術を使えば、サーバの導入コスト、ランニングコストが最大限抑えられます。スマートフォン時代になり、多くの人が知らず知らずにクラウドサービスを利用し、その恩恵を受けています。仮想化技術がなければ、その恩恵も受けられなかったかもしれません。

クラウドにも種類がある

最も認知度が高いのは、パブリッククラウドと呼ばれるクラウドサービスです。
これは、サービスを提供する企業が存在し、そのサービスを利用したいユーザから、利用料を得て提供されるものです。ここまで説明してきたクラウドサービスは、これに当たります。
一方で、プライベートクラウドと呼ばれるサービスも最近増えてきました。
これは、サービスを自社内でのみ利用するクラウドサービスのことです。セキュリティや利用コストなどの面から、大企業などで導入が進んでいます。
どちらのクラウドサービスにおいても、仮想化技術によって構築されるのは、ほぼ間違いないことで、サーバエンジニアであれば、必須の知識と言えるでしょう。

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